実際保険に加入するときには、まず自分を知ることが大切です。
1.私は何のために保険に加入するの?
何のために保険に加入するのか、その目的をはっきりさせる一番の近道は、自分と対話をしてみることです。
漠然と保険会社に電話しても、パンフレットを取り寄せてみたり、雑誌やインターネットで保険の勉強を始めたとしても、目的が決まっていないとすすめられた保険に加入することになります。
つまり、目的が決まっていると、加入する保険の種類が選択できるようになり、自分にあった保険とめぐり合うことができます。
最初から商品に目を向けるのではなく、死亡保障・医療保障・介護保障・老後保障のカテゴリーを認識し、どこに分類されるのかを意識することが大切です。
2.必要な保障額はいくら?
・保険に加入する目的が明確になると、必要な保障額がいくらかを考えていくことになります。
経済的リスクをすべて保険でまかなおう、という考え方もあるでしょうが、保険金額が高ければ、その分支払う保険料も高くなります。
保険料の捻出するために、生活費を削らなくてはいけない状況は、本末転倒ですね。
必要保障額がいくらかわからないときは、プロのアドバイスを聞くことが大切ですが、ファイナンシャルプランナーによって算出方法は異なります。
3.保険期間はいつまで必要?
加入の目的と保障額が決まると、いつまでその保障が必要か、を検討しなくてはなりません。
子どもが18歳までなのか、22歳までなのか、ご自分の退職時までなのか、一生涯なのか。
ライフプランは人それぞれですので、保険に頼る期間は何歳まで、と自分自身で納得し理解することが大切です。
4.払い込みはいつまでにする?
保険期間が決まったら、自分が何歳まで保険料を払うかを考えていきます。
日本は、60歳が一般的な退職年齢。
できれば、保険料の支払いは死亡保障であれば、定年退職を迎えるまでに払い込みをすませたいものです。
もし定年後にも支払い続ける場合には、無理のない保険料にしていきたいものです。
ただ、払い込む期間が短いと、その分月の保険料負担は重くなりますので、現状と将来のバランスをうまく考慮することが重要です。
5.保険会社はどこにする?
さて、最後に保険会社の選択になります。
いくら保障内容がよくても、現時点での保険料が最も安くても、保険会社が破綻してしまえば、水の泡です。
以前は、日本の生命保険会社が経営破綻することなど考えられなかったのですが、バブル崩壊後は生命保険会社も破綻する時代となり、1997年より7つの生命保険会社がすでに破綻処理をしています。
保険会社が経営破綻しても、保険証券が紙同然になることはありませんが、貯蓄型の保険は約束していた保険金額より減額される可能性があります。
あくまでも保険は安心を買うものです。
不安な気持ちで加入する、もしくは継続していくことは保険ではありませんので、株式や投資信託を購入するほうがよいですね。
そんなことにならないためにも、経営が行き詰まって倒産してしまう「破綻」の心配のない生命保険会社を選ぶことはとても重要です。
また「破綻」の心配が無くても、一番大切な給付の際に、出し渋りをする保険会社は避けるべきです。